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綴事・詩
by umitubame330
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言葉が色で視えるから 纏う空気が視えるんだ 二日酔いの酒の匂いが 体にこびりつくように タバコの匂いが 服につくように 香水の香りで 誰が居たかわかる様に みんな似てるようで 違う色を纏う。 嘘つきは燻んだ色で覆われて もう顔も見えやしないし 四六時中噂話しをしてる あいつは、カラフルな様で 実は薄すぎるパステルカラー どこまで広げたって誰も 気にも留めない あなたのまとう言葉の 色はと聞かれて そうだね。なんて答えようか ちょっと前まで ガッチリとした赤煉瓦の壁から 微かにトリコロールが 本当に僅かに漏れていたけど 最近は 冷静と情熱を色にした 月夜の夜空色が 幽かに視えるぐらいかな。 紅蓮の情熱を纏って歩くには 笑顔の橙黄を纏って歩くには 桜の心臓を漂わせて佇むには まだ、早い。 まだ、早い。
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