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綴事・詩
by umitubame330
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言葉は綴れば綴るほど
嘘臭くなってしまうから
できるだけ、ね。
そのひたむきさに心を打たれた
その真っ直ぐな瞳を離すことができなかった
貴方という光に照らされて
俺に出来てしまう影を眺めては
一緒に居ることはできないと
そう思っていた。
環境が、違いすぎていたから。
それでもね。
二人で目を覚ます
布団の中や
助手席で瞳を輝かせる
貴方の横顔や
もろく崩れてしまいそうな
その弱さや。
二人で手をつないで歩いた
あの時や
過ごした時間の何もかも
嘘偽り無く、愛していた。
それでも、
人間的な自分の弱さに嫌気がさして
俺は、逃げていた。
ずるい男だった。本当に。
わかっててそうしていたのだから。
真正面から 俺を 愛してくれる
お前の温もりに
正面から飛び込むだけの勇気が無くて
そう、正面から受け止めるだけの覚悟が無くて。
俺は、弱虫だった。
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