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綴事・詩
by umitubame330
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【三千夜】
そう名づけることにした
この想いは三千夜。
一、十、百、千と
もっと ずっと 長い 夜を 越えてきた
君に逢うために
一、十、百、千と
もっと ずっと 長い 夜を 越えてきた
君に逢うために
時間が証明してくれた
この三千の夜を越えて
この想いが色褪せない事を
拝啓三千夜ぶりの貴方へ
永い眠りから覚めた
氷河期のマンモスみたいに
永い眠りから覚めた
アンモナイトの化石みたいに
体はうまく動かないけど
言葉もうまく形にならないけど
ちゃんと心臓は動き出した
あの頃から
景色は変わって
人も変わって
価値観も変わって
手に入れた物も増えて
失った物も増えて
番い(ツガイ)で冬眠したけども
目覚めた場所も時代も違う今
とりあえず叫ぶよ
声が枯れるまで
生まれたばかりの赤ん坊のように
いまは叫ぶ事しかできなくて
言葉を持たないから
おきゃあというかわりに
kiを抱きしめた。
でもちょっとやっぱり笑っちゃう
三千夜ぶりの貴方へ
「ほら、来世でも逢えただろう。」
その一言が今日のまとめの言葉。
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