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綴事・詩
by umitubame330
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記憶と呼ばれたものが 大気に散る。
それはあなたと愛し合った思い出だったり
かけがいの無い約束であったり
言いようもない後悔であったり
本に書ききれなくなって
あれもこれもって
僕の心は書斎のように
気がつけば埃まみれで
窓を開ければ 風と共に
埃が舞う。
あぁ、本はどこに行ったかと思うより早く
この部屋に充満する
言葉の囁きが俺を包んで
衣服を纏う様に
僕は
言葉を溶かした空気を纏う。
それからだ。
僕は言葉で深呼吸をする。
by umitubame330
| 2005-10-14 23:21
| ココロ。
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