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綴事・詩
by umitubame330
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あぁ 今日もまた
何か 一つの 達成感と
引き換えに
体から 透けるように
何か 無くなってゆく。
病気なんだ。
一つ
輝くような 命の息吹の
記憶を 体に
沁み込ませて そして
大切な
大切な 僕の想いが
このすくいあげる 両手から
するすると さらさらと
すり抜ける様にでも 落ちてゆく
僕の病気なんだ。
頭の後ろから
自分が すっと抜けてしまいそうなぐらいに
意識が 飛びそうなほど
苦しみを伴って
何かが 無くなって 堕ちてゆく
そして
涙が零れるほどの 辛さとともに
生を 実感させる
ひどく嬉しい出逢いがあると
その背後に潜む 亡骸がみえて
なにか 大きな 実りがあると
代償に払った 大切な時間を
それでも 僕は 生きている と。
目を逸らす事ができない まま
引き替えに手にしたもの を
大切に 大切に 棄てる 準備を するんだ。
僕の病気。
いまは一人で 蹲りたい。
この 押し寄せる 頭痛 と ともに。
by umitubame330
| 2005-10-04 20:23
| ココロ。
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