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綴事・詩
by umitubame330
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それは
ゆりかごのように いつも
貴方を包んでいる。
感じる頃には、もう
通り過ぎた痕なんだ。
うずくほどの鋭い
眠れるほどの深い
狂うほどの優しい
命を削って 舞散らす
眠りによく似た
目覚めの朝を運ぶ。
早さは元から有って、無い。
貴方をつきぬける
幾億の風の光たちの
小さな残り香を 人は速度と、呼ぶ。
届く?
僕が綴る一言一言の結晶の
透り過ぎた軌跡にすぎない。
あなたの小さな
夜の期待に応える
電源のスイッチを。
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